3割打者激減の理由…和田一浩氏は「150キロが当たり前」の投手上位論に加えNPB球にも言及
中日の打撃コーチを退任した和田一浩氏(52)が、元楽天監督の大久保博元氏(57)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。プロ野球で3割バッターが減った理由を指摘した。 投高打低のシーズンが続くが、今季は3割打者がセ・リーグはDeNA・オースティンとヤクルト・サンタナの2人、パ・リーグはソフトバンク・近藤だけという異常事態となった。 和田氏は「単純にボールが速くなりましたよね」と投手陣の平均球速が上がったことを理由に挙げた。 「(スピード)ガン見る限り150キロがもう普通じゃないですか?僕らの時代の140キロが今の150キロ。バッターがそこのスピードにまだ慣れていないというのが一番」。 今季の投高打低の傾向についてボールが飛ばないという指摘も相次いだ。 大久保氏が、旧知である西武・中村剛也に電話で確認すると「いやいやピッチャーがいいんです」と否定したという。 ただ、和田氏は最後に「去年より今年の方がボールの飛び方が悪かったのは感覚として間違いないです。特に春先はまったく飛ばなかった」と指摘した。