都民ファーストが役員人事発表(全文1)新幹事長に増子博樹氏、政調会重視で
都民ファーストの会派として意思決定機関はどこになるのか、プロセスは見える化するのか
共同通信:幹事社のほうからいくつか質問させてください。今の政調会重視でということだったんですが、都議会の都民ファーストの会派として意思決定機関はどこになるのか。また意思決定のプロセスというのを、大阪なんかだと維新の会は公開をしているようなんですが、その辺の公開をされるのか。見える化ということもおっしゃっていたんですが、その辺りをお聞かせください。 増子:今おっしゃってるのは、じゃあ例えば児童対策の何か条例に向けて、その勉強会とか、研究過程とか、議論過程とかをオープンにしますかということですか。 共同通信:それとあと増子さんは、党のほうの幹事長でもいらっしゃると思うので、その両方についてお聞かせいただければと。 増子:基本、オープンにして、なるべく多くの方々に、その議論経過も見ていただけるようにしていきたいと思います。 共同通信:チームでされる、チームごとの議論もオープンにするという理解でよろしいですか。 増子:基本、打ち合わせまでオープンにするのかどうか分かりませんけれど、一定のきちんとした研究テーマがあって、そういう研究の場面などや、重要な議論の場面とか、あるいは条文の研究とかいうようなところは、オープンにできるところはあるんだろうというふうに思っております。ちょっとまだ1つもできていないので、できていないというか、これから取り掛かるものですから、テストケースとしていろいろやっていきたいなとは思っています。 共同通信:意思決定機関は会派、党、それぞれどういう形になるのかというのをあらためて教えていただけますか。 増子:意思決定機関。もちろん会派としては、会派の幹事会、役員会を中心に、さまざまなことを決めていきますけれど、都民ファーストの会、党というか、党としては党の役員会の決定に基づいて、さまざまな決めごとがあります、規約上も。それは党の決定に従いながら、会派としてできる、会派だけで独自にできることは会派でやっていくというようなことになっていくというふうに思います。 共同通信:幹事社からもう1問、質問させてください。これだけ大きな会派となりましたが、あらためてどういうふうに都政に臨んでいくかという意気込み、抱負をお聞かせください。 増子:はい。確かに55人ということで、大変大きな会派になりました。しかも知事と同じ方向を向いているということでもあり、そして一方で今まで大きな政党と言われてきたところがすごく小さくなってしまっているという意味では、都民ファーストの会に対する責任も非常に大きくなっていると思っておりますし、都民の皆さんのご期待もかなり大きいというふうにも思っておりますし、マスコミの皆さんのさまざまなご興味もたくさんおありなんじゃないかと、そこで笑ってらっしゃる。ええ、と思っておりますので、しっかり取り組んでまいりたいと思っております。 あれ、PTの立ち上げ。じゃあ政調会長。 すいません、それともう1個だけ、ちょっとご報告が遅れましたけれど、政調会長のほうから、じゃあ報告させていただきたいと思います。 山内:はい。私ども、PTを立ち上げます。これは受動喫煙防止条例に対するPTを早速、立ち上げます。政調会が中心となりまして、あとその中に岡本光樹副幹事長にも入っていただいて、このPTを進めていきたい。そういった形で、これはあくまでもこれがスタートでありまして、今後もそういったPTをいろんな形でつくっていきながら、この条例化を目指していくといった形で取り組んでいきたいと思っております。まずは、この受動喫煙防止条例の、このPT。これを立ち上げるということで、ご報告をさせていただきます。 共同通信:ありがとうございます。それでは各社さん、質問あったらお願いします。