日本生命社長に朝日智司氏が昇格 7年ぶり交代、清水博氏は会長
日本生命保険は18日、朝日智司副社長(61)が2025年4月1日付で社長に昇格するトップ人事を正式発表した。清水博社長(63)は代表権のある会長に就く。社長交代は7年ぶりとなる。営業経験が豊富な朝日氏を先頭に、少子高齢化に伴い先細りが予想される国内個人部門の体制強化を目指す。 東京都内で記者会見した朝日氏は「業界のリーダーのバトンを受け継いだ。日生のさらなる成長に心血を注ぎたい」と抱負を語った。 朝日氏は営業企画部長や東京中央総合支社長を歴任。 25年5月に経団連会長に就任予定の筒井義信会長(70)は取締役となり、同年7月開催の定時総代会後は特別顧問となる。