恐竜の骨格標本、はけで慎重に大掃除…豊橋市自然史博物館で職員・ボランティアら
愛知県の豊橋市自然史博物館で26日、館内の恐竜骨格標本や野外に設置された恐竜模型の大掃除が行われ、職員やボランティアら計30人が、今年1年のほこりや汚れを落とした。
大掃除が行われたのは、館内がエドモントサウルス(全長6・6メートル)やティラノサウルス(同11メートル)などの骨格標本12体、野外がブラキオサウルスなどの模型10体。貴重なエドモントサウルスの実物の全身骨格は、学芸員らが脚立に上り、はけやコンプレッサーで慎重に汚れを落としていた。
大掃除への参加は8回目というボランティアの熊谷由香里さん(59)は、「きれいになった恐竜を来年も見てもらいたい」と笑顔で掃除用具を動かしていた。