核保有国に「勝つため戦う」のは危険、ロシア外相が米欧に警告
Simon Lewis Michelle Nichols [国連 28日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は28日、国連総会の一般討論で演説し、ウクライナを支援する西側諸国が核保有国であるロシアに「勝つために戦おうとする考えは愚かで危険」だと主張した。 また、ウクライナの「悪名高い」和平案に代わる交渉の土台はないとする西側諸国の主張も「同様に愚かしい」と述べた。 ロシアは核兵器の保有を増やしておらず、米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行を停止しているものの、2026年の失効まで同条約に従い、米国と一定の情報交換も行うとした。