小学校の入学前に「出来ていた方がいいこと」先生達が“最低限できていてほしい”と回答したものは…
まもなく迎える、小学校の入学シーズン。 年長のお子さんも、パパ・ママも、期待と不安が入り混じるドキドキの季節ですね。 うちの子大丈夫? 入学前に出来ていた方がいい「チェックリスト」を見る! 遊び中心の保育園・幼稚園から、一気に学び中心の生活にシフトする小学校。 大きく変化する環境に、戸惑うお子さんも少なくありません。 特に保育園に通っている場合、「遊び中心で全くお勉強はしなかった」というケースも多く、「はたして勉強についていけるんだろうか……」と心配になるパパ・ママもいるのではないでしょうか。 with class mamaエディターである筆者も1年前、そもそも息子(現在小1)が「45分間も黙って椅子に座っていられるのだろうか」と激しく不安でした。 (その不安は的中し、3学期になった今でも担任の先生に「授業中の私語」について指摘されています……笑) 今回の記事では、主に授業や小学校生活全般、登下校における「これだけはできたほうがいいこと」・「もし可能ならできたほうがいいこと」について、小1のクラスを担任したことのある20代~40代小学校教諭ママのみなさんのアドバイスをもとにまとめました。 今からでも間に合う入学準備、ぜひお子さんと取り組んでみてください。
授業・小学校生活全般のチェックリスト
先生から「最低限これだけは!」の回答で一番多かったのが「自分の名前の読み書き」。 「まだ授業で習っていないうちから名前を読み書きする機会が結構ある」(公立小に5年勤務/20代/育休中)、「自分の名前を読めるとロッカーや机の位置が分かりやすい」(公立小に3年勤務/20代/育休中)といったように、自分の名前の読み書きだけは入学前にできたほうがよさそうです。 そして、トイレに行きたい・自分の不調・忘れ物をしたなど、「困ったとき先生に伝えられること」も大事。日頃から親がなんでも言ってあげるのではなく、「自分で」言わせる練習をしてほしいとの意見がありました。「遠慮しないで何でも言っていいんだということが分かっていると良いと思います」(公立小に12年勤務/30代) 特に苦手な子が多いのが「右と左を覚える」。学校では授業で1時間やる程度なので、入学前にどちらかだけでも覚えておくと良いそう。 先生からの言葉で印象的だったのが、「ありがとう、ごめんなさいは人間関係の基本。ごめんなさいを言うことは負けじゃないと知っていて欲しい」(公立小に22年勤務/40代)という意見。これは私もそうですが、親もできていないときがあるかも……。