もう8月だけど? まだ新天地が見つからないスター選手(9)バルサに別れ…。珍しいキャリアを歩む大型DF
暦も8月を迎え、多くの選手が来る新シーズンに向けて順調に準備を進めている。その一方で今シーズンを戦う新天地が決まっていない選手もいる。今回は、昨季限りで所属クラブを契約満了で去り、無所属が続いている選手をピックアップして紹介する。(データは2024年8月12日現在)
DF:マルコス・アロンソ(元スペイン代表) 生年月日:1990年12月28日 前所属:バルセロナ 23/24シーズン成績:5試合0得点0アシスト 祖父から3代続けてスペイン代表の一員となったマルコス・アロンソ・メンドーサは、2023/24シーズン限りでバルセロナを退団して無所属となった。 レアル・マドリードの下部組織出身のマルコス・アロンソは、スペイン人では珍しいキャリアを歩んでおり、1試合に出場した後の2010年夏にイングランドのボルトンへと移籍。そこからフィオレンティーナ、サンダーランド、チェルシーと渡り歩き、2022年夏にバルセロナに加入している。 マルコス・アロンソのベストシーズンはアントニオ・コンテがチェルシーの監督を務めていた2016/17シーズンからの2年間だろう。[3-4-2-1]の左ウイングバックのレギュラーを務め、得意の攻撃参加から多くの得点に関与。自慢のキック精度を活かしたセットプレーでも抜群の存在感を放ち、2017/18シーズンはプレミアリーグのベストイレブンにも輝いた。 しかし、昨シーズンのバルセロナでは得意のポジションで起用されなかったことや怪我の影響もあって微妙なパフォーマンスに終わり、シーズン終了後に契約満了に伴い退団が決定。彼がプレーしやすいように整理すれば活躍できる未来もあるため、3バックを使うチームが獲得に乗り出しても不思議ではない。
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