SNSで知り合う 「システムエラーが生じたので調整金が必要」 40代男性が65万円の詐欺被害 大分
2024年12月、大分県杵築市に住む40代の男性が、SNSで知り合った日本人女性を名乗る相手から65万円をだまし取られました。 警察によりますと、2024年の12月中旬、杵築市に住む男性(40代)がスマホでインスタグラムを閲覧中、フォローしてきた日本人女性を名乗る相手から「簡単に稼げる副業がある」と誘われて、LINEに誘導されました。 男性は指示に従い、LINEで資産運用サイトへの登録や、グループチャットができるアプリをダウンロードしました。そして、相手から「YouTube動画などを閲覧し、その動画のスクリーンショット画面の送信で報酬が得られる」と説明を受けました。指示通りに画像をグループチャットに送信すると資産運用サイトでは報酬が貯まっているような表示になりました。 男性は表示を見て話を信用し、さらに「指定する口座にお金を振り込めば高額の報酬を得られる」と言われてお金を振り込みました。すると相手から「あなたのせいでシステムにエラーが生じた。調整するためにお金を振り込んでもらう必要がある」などと要求され、12月23日から27日までの間、6回にわたり合わせて65万3000円をだまし取られたものです。 現金の振り込みを何度も要求されることに困惑した男性が警察に相談して、詐欺被害にあったことがわかりました。 警察ではSNSで知り合った相手から副業を勧められるのは詐欺の手口なので、お金を振り込む前に家族や警察に相談するよう呼びかけています。
大分放送