<センバツ2022・選手紹介>/7 敦賀気比 春山陽登左翼手/丹生 斉藤亮成左翼手 /福井
◇高打率誇る打線の柱 敦賀気比 春山陽登左翼手(2年) 昨秋の公式戦9試合でチーム1位の打率5割6分3厘を記録した打線の柱。「普段の練習では気持ちよく打てて当たり前。プレッシャーのかかる試合で同じように打てなければ意味がない」と、普段の練習でも一本一本常に試合をイメージして打っている。 守備には課題もある。ボールを投げる場所を狙いすぎると外すことがあり、「的を大きく捉えることでエラーしないよう工夫している」と課題にうまく向き合っている。 「打ってチームを勝たせたい。バットが僕の一番の商売道具なんです」。甲子園でも快音を響かせるつもりだ。 ◇走塁の判断力に自信 丹生 斉藤亮成左翼手(2年) 相手の守備の位置取りなどを考慮した走塁の判断には自信があるという。一方、守備面では送球に課題があり、改善中。肘を先に出し、腕をしならせて投げるフォームを身につけようと練習に励む。「最近は『キャッチボールで投げる球が鋭くなった』と言われるようになってきた」と手応えを感じる。 野球の経験がある父の操さんから、素振りでのバットの出し方などを小学生時代によく教わったのが自身の原点。センバツ出場決定時は「レギュラーで出場できるよう頑張れ」と激励されたという。鍛錬を重ね、甲子園での活躍を目指す。