「菰野を学ぶ」のコンセプトのもと、三重県菰野町の産業の魅力を発信する「こもガク祭」が9日と10日に開かれ、多くの家族連れなどでにぎわいました。 　菰野町の事業者らでつくる実行委員会が町の魅力を伝えようと、2017年から体験型イベントとして開いているもので、今年は飲食や製造、農業など54の事業者が参加しました。 　会場では、事業者が展示や販売、ワークショップなど様々なブースを出展し、訪れた人たちと交流を深めていました。 　中でも、豆腐ドーナツを積み上げた分だけ持ち帰ることができる豆腐専門店のブースや、菰野町で取れた松ぼっくりを使ってオリジナルのクリスマスツリーを作るブースは、幅広い世代から人気を集めていました。 　参加者は「ドーナツを積み上げるのが楽しかった」「菰野町は楽しい場所だと思った」「楽しく気軽に来られる場所をもっと作ってもらえたら」などと話していました。 　イベント主催者は「町内だけでなく、町外の人にもイベントを通じて菰野の良さを知ってもらい、未来のためこれからも続けていきたい」と話していました。