1日(木)も東海や西日本中心に危険な暑さ 40℃に迫る所も 熱中症警戒
きょう(水)も、東海や西日本の太平洋側で猛烈な暑さが続き、5地点で気温38℃台を観測した。あす8月1日(木)も、東海や西日本で危険な暑さが続き、内陸を中心に40℃に迫る所がある見込み。関東から西の地域は、朝晩も気温が下がりにくいため、夜間も部屋の温度管理を続けるなど、熱中症予防を徹底するようにしたい。
京都39℃予想
きょう(水)も太平洋側は午前中から気温が高く、東海で午前9時前に35℃を超えた所があった。最高気温は、紀伊長島(三重)38.7℃、犬飼(大分)と神門(宮崎)で38.3℃、佐久間(静岡)38.2℃、浜松(静岡)38.0℃など。関東の内陸でも38℃近くまで上がった地点があり、東京都心は35.6℃で6日連続の猛暑日となった(午後4時まで)。
あす1日(木)も、東・西日本は猛烈な暑さが続く見込み。北陸や名古屋周辺、近畿北部・中部は、きょうより気温の高くなる所が多くなり、西日本の内陸を中心に40℃近くまで上がる所がありそうだ。朝から日差しが強烈なため、日傘をフル活用するなど少しでも体に受ける熱を軽減するよう工夫したい。
<1日(木)の予想最高気温> 39℃ 京都 38℃ 名古屋、岐阜、風屋(奈良) 37℃ 大阪、奈良、大津、高松、高知、日田(大分)、鹿児島など 36℃ 甲府、岡山、米子(鳥取)、徳島、山口、熊本など 35℃ 前橋、熊谷(埼玉)、横浜、神戸、広島、松山、福岡など
なお、2日(金)~4日(日)にかけても、東海や西日本を中心に、健康面に影響を及ぼすような危険な暑さが続く見込み。35℃を超えている時間が圧倒的に長くなるなど、これまで以上に暑さ対策が重要になりそうだ。 (気象予報士・高橋和也)