【動画解説】8月12日~14日 ペルセウス座流星群見頃 九州~関東 週末にかけて晴れる所が多い 夏の星座観測に最適
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8月12日(月・休)~14日(水)にかけては、ペルセウス座流星群が見頃を迎えます。週末にかけては晴れる所が多いので、夏の星座観測や流星群を見るための準備をしておくことができそうです。
今年は、月明かりがないなどペルセウス座流星群の条件が良い年です。最も多くみられるのは13日(火)午前3時で、暗い空では1時間に42個前後、郊外で16個前後、市街地で4個前後が期待できます。前後の日もやや多く見られます。
暗い空というのは5.5等というかなり暗い星までみられる空、郊外は4等、市街地は2等の星が見られるというのが目安です。関東以外でもこの表と同じ傾向になっています。例えば、夏の星座でいうと北の空に見える「こと座」のベガが1等星、その周りの星が3等星で、少し離れた所に4等星のアラドファルという星があります。
8月12日から14日にかけては、今の所は湿った空気が流れ込みやすく雲が広がりやすい天気となっていますが、予報はまだガラッと変わる可能性があります。週末までは晴れる所が多いので、夏の星座も楽しめ、流星観察をしようとしている空がどのくらい明るい星が見られるのかを確認しておくのも良いと思います。 (気象予報士・長谷部愛)