「最後は笑顔で。野球は楽しいもの」女子高校野球3年生たち 佐伯・広陵・山陽の3校 “合同引退試合”
試合で印象的な姿を見せたのが、三原出身のキャッチャー・北村さん。佐伯高校で白球を追い続けた3年間でクラブ活動や下宿生活を通して大きく成長することができたといいます。 佐伯高校 3年 北村羽菜 さん(三原出身) 「入学してからずっと野球をしてきて、学校生活もいっしょで、みんな打ち解けていって、けんかもありましたけど、みんなで最後、こうやって一致団結して最後を迎えられたので満足です」 父 北村慶介 さん 「(佐伯高校に入学して)自立…、自分でなんでもやるようになったことですかね。夏の最後の大会、今まで野球をやらせてくれてありがとうと言われて、ちょっとぼくももらい泣きしました」 合同試合は得失点差で広陵高校が優勝。しかし、試合を通して印象的だったのは、どの生徒も笑顔で心の底から野球を楽しんでいる姿でした。そこに今回の大会の意義があったのです。 佐伯高校 3年 北村羽菜 さん 「今、やり切った気持ちでいっぱいです。やっぱり野球って楽しいものなので、心の底からみんなが野球を楽しめたので、そうなったんだと思います」 佐伯高校 3年 主将 白石帆花 さん 「各チームの3年生が団結して戦い合っていることがめっちゃ幸せで楽しかったです。礼儀や地域とのかかわり方などを次のステージに行っても、それを続けていこうかなと思っています」 ◇ ◇ ◇ 坂上俊次 アナウンサー すそ野が広がっている女子野球ですが、9月22日(日)23日(月・休)は、HIROHAI 佐伯総合スポーツ公園で廿日市市女子野球タウンフェスティバルが開催されます。22日はウエスタンリーグ公式戦、23日は女子高校野球の強豪・大阪の履正社高校を招いて佐伯高校や廿日市市女子選抜チームが対戦することになっています。
中国放送