【MLB】週間MVP発表 ブルージェイズの3年目右腕フランシスとフィリーズのトレイ・ターナーが受賞
日本時間8月20日、2024年シーズン21週目の週間MVPが発表され、ア・リーグはブルージェイズの3年目右腕ボーデン・フランシス、ナ・リーグはフィリーズの正遊撃手トレイ・ターナーが選出された。フランシスは初受賞で、投手による受賞はロネル・ブランコ(アストロズ)、ディラン・シース(パドレス)、ブレイク・スネル(ジャイアンツ)に次いで今季4人目。一方のターナーはドジャース時代の2021年10月、フィリーズ移籍後の昨年9月、今年4月に続いて今季2度目、キャリア通算では4度目の受賞となった。 現在28歳のフランシスは2試合に先発して14イニングを投げ、2勝0敗、防御率0.64、被安打4、奪三振15、与四球0、WHIP0.29、被打率.085という素晴らしい成績をマーク。投球回はメジャー1位、被打率は2位、WHIPは2位タイ、奪三振は4位タイ、防御率は7位にランクインした。日本時間8月13日のエンゼルス戦では自己最多の7イニングを投げ、被安打1、奪三振8、失点1の好投。日本時間8月19日のカブス戦でも7回3安打無失点と好投し、2連勝を飾った。7月末の時点では防御率5.68だったが、8月に防御率1.40と好投し、シーズン通算の防御率は4.38まで向上している。 現在31歳のターナーは5試合に出場して打率.476(21打数10安打)、1本塁打、4打点、出塁率.500、長打率.762、OPS1.262の好成績をマーク。打率はリーグ1位、OPSはリーグ2位、出塁率、安打、二塁打(3)はリーグ2位タイ、長打率はリーグ3位タイ、得点(6)はリーグ5位タイにランクインした。日本時間8月17日のナショナルズ戦では古巣を相手に今季初の1試合4安打を記録し、自身6度目のサヨナラ打で勝利に貢献。このナショナルズ4連戦では打率.588(17打数10安打)と打ちまくり、同一カード4連戦で10安打を放つのは球団17年ぶりの快挙となった。シーズン通算の打率は.311まで上昇し、まだ規定打席には届いていないものの、首位打者獲得の可能性を残している。