詩森ろばがTBS日曜劇場の脚本担当、松坂桃李が“官僚教師”に扮する「御上先生」
松坂桃李のTBS系日曜劇場初主演作「御上先生(みかみせんせい)」の脚本を、serial number主宰の詩森ろばが担当する。 松坂が主演した映画「新聞記者」で第43回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞するなど近年映像作品にも挑戦している詩森は、このたび初めてゴールデン帯連続ドラマの脚本を務める。劇中では、1人の官僚兼教師を主人公にした新たな学園ドラマが展開する。 「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった東大卒のエリート・御上孝(松坂)は、教育現場が大人の権力争いの道具に成り下がっている現実に気付く。私立高校に左遷されたのを機に、御上は自ら教壇に立ち、18歳の高校生たちと共に、日本の中枢の権力に立ち向かう。 松坂は「詩森さんの書く脚本の展開は非常に攻めていて、読んでいて引き込まれます。今度は連続ドラマというフィールドで何かしらの変化をもたらす作品になればと願っています」「日曜日の夜にこのドラマを観て、翌日から学校や職場で考えたり、話し合う機会があちこちで生まれたら、幸いです」と期待を込めた。 「御上先生」は1月放送スタート。毎週日曜21時からオンエアされる。 ■ 松坂桃李 コメント 今、時代の流れと共に学校だったり、教育の抱えている問題は大きく変化していっていると思います。 「御上先生」は、学校で起きるひとつひとつの問題が社会全体の問題に繋がっているということを強く打ち出しているドラマです。 起きたことにちゃんと向き合い、切り取り、伝えていこうとする、 そんな挑戦する姿勢に僕は強く惹かれました。 誰か一人が解決していくのではなく、みんなで向き合い、考えていく。 日曜日の夜にこのドラマを観て、翌日から学校や職場で考えたり、話し合う機会があちこちで生まれたら、幸いです。 脚本の詩森ろばさんとは「新聞記者」以来です。 あの作品によって、僕自身大きな刺激を受けました。 詩森さんの書く脚本の展開は非常に攻めていて、読んでいて引き込まれます。 今度は連続ドラマというフィールドで何かしらの変化をもたらす作品になればと願っています。 ■ 飯田和孝プロデューサー コメント 詩森さんと企画を考え始めたのが2020年、コロナ禍。あるアーティストの動画を見たのがきっかけでした。「最近の若者は」などと言われる中、そこにいた若者たちは、自分を精一杯表現し、輝いて見えました。 そんな若者たちが輝くドラマを作りたい、と強く思いました。 この5年で目まぐるしく変化してきた社会、特に若い世代の躍進は凄まじいものがあります。 しかしながら、大人はそれを受け入れていない? 見ようとしていない? それは単に認めたくないからでは? 保身のため? そんな思いが沸々と湧き上がってきました。自分も含め大人たちは、何か居心地の良い場所に安住しようとしているのではと感じました。 松坂さん演じる御上先生に、そんな社会に一石を投じて欲しいという願いを込めて、このドラマを制作しています。日曜の夜、既存の社会を変えるために立ち上がる御上先生を、是非応援していただければ嬉しいです。 ■ TBS系 日曜劇場「御上先生」 2025年1月スタート 毎週日曜 21:00~21:54