テレグラムCEO、10月までに釈放される可能性:米予測市場動向
パベル・ドゥーロフ(Pavel Durov)氏は、早ければ現地時間8月28日に釈放される可能性があるとフランス検察当局は述べた。だが、分散型予測市場のポリマーケット(Polymarket)は、同氏が8月中に釈放されるとは確信しておらず、ベッターたちは9月末までに釈放されることに賭けている。 同氏はまだ正式に起訴されていないと検察は述べている。その代わり、マネーロンダリング、麻薬密売、児童ポルノ、法執行機関への非協力など、テレグラムで計画または送信されたとされる犯罪に起因する捜査の一環として拘束されている。 ベッターたちは、10月より前に釈放される可能性は72%とみており、「イエス」株は72セントで取引されている。各株は、予想が当たればステーブルコインのUSDコイン(USDC)で1ドルが支払われ、当たらなければ0ドルの価値となる。 同氏は現地時間8月24日午後8時、飛行機がパリ北部のル・ブルジェ空港に到着した際に逮捕された。同氏は8月28日午後8時まで拘束される可能性があるが、ベッターたちはさらに長く拘束されることに賭けている。 プレスリリースでは、捜査当局が取り調べで十分な証拠を発見した場合、同氏の勾留は延長されるか、あるいは正式に起訴されて公判前勾留に移る可能性があると指摘。この可能性はおそらく、当初の期限までに同氏が釈放されることに対する市場の懐疑的な見方を助長する。 CoinDesk Indicesのデータによると、当記事執筆時点でトンコイン(TON)は5.38ドルを上回って取引されており、6.8%の下落。主要な暗号資産(仮想通貨)の指標であるCoinDesk 20(CD20)は1.87%下落している。 |翻訳・編集:廣瀬優香|画像:テレグラムCEOのパベル・ドゥーロフ氏(TechCrunch Disrupt Europe/Creative Commons)|原文:Telegram CEO Pavel Durov Could be Free by October, Polymarket Bettors
CoinDesk Japan 編集部