【MLB】フィリーズ5連勝で貯金28 ドジャースと並んでメジャー最高勝率に 先発スアレスが12勝目
【フィリーズ5-2マーリンズ】@ローンデポ・パーク
日本時間9月6日、フィリーズは敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ4連戦がスタート。その初戦は5対2で危なげなく勝利を収め、連勝を5に伸ばして貯金28でメジャー最高勝率のドジャースに並んだ。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスが5回3安打無失点で12勝目(6敗)を挙げ、5番手のマット・ストラームは3セーブ目を記録。マーリンズ先発のアダム・オラーは5つの四球を与えるなど、安定感を欠き、6回途中5安打4失点で2敗目(1勝)を喫した。 【動画】フィリーズのブライソン・ストットが11号ソロを放つ ロイヤルズ3連戦、アストロズ3連戦、ブレーブス4連戦にいずれも勝ち越し、ブルージェイズ2連戦には2連勝するなど、直近11試合で9勝2敗と再び勢いが出てきたフィリーズ。今日からマーリンズ4連戦がスタートしたが、初回にブライソン・ストットのタイムリーで先制すると、6回表にはストットの11号ソロ、カイル・シュワーバーの2点タイムリー二塁打などで一挙4点を追加し、5対0とリードを広げた。7回裏と8回裏に1点ずつを返されたが、9回裏は5番手のストラームが三者凡退に抑えて試合終了。連勝を5に伸ばし、2位ブレーブスとのゲーム差を8に広げた。 2011年以来13年ぶりの地区優勝はほぼ確実という状況だが、フィリーズにはプレーオフのシード順争いが残っている。メジャー全体勝率でレギュラーシーズンを終えると、プレーオフ全体を通じてホームフィールド・アドバンテージを得られるため、今後は勝率.600で並んでいるドジャースとの勝率争いが重要になっていくだろう。フィリーズはホームに強く、今季も47勝25敗(勝率.653)の好成績をマーク。プレーオフでは1試合でも多くホームで戦うことで、2008年以来16年ぶりとなる世界一が近づくはずだ。