「一生懸命働くまじめな方」「未払いになることはない」 コンビニ店オーナーお手柄、常連客の詐欺被害防ぐ 富津署が感謝状
富津署は、電話de詐欺被害を未然防止したとして、セブン-イレブン富津下飯野店(富津市下飯野)のオーナー、鹿島彩さん(49)に感謝状を贈った。 同署などによると、10月5日午後5時35分ごろ、来店した70代男性が29万6千円分のプリペイドカードを購入しようとした際、「携帯電話に着信があり、未納料金があると言われた」などと店員に説明。鹿島さんは詐欺を疑い、同署に通報した。 鹿島さんは「毎日来店し、一生懸命働いているまじめな方なので未払いになることはないと思った。日ごろから警察とコミュニケーションを取り、困ったらすぐに110番するようにしている」と振り返った。 庄村浩一署長は「一歩踏み込んだ対応で詐欺被害を未然に防止してもらった。今後もコンビニとの連携を深め、1件でも被害を減らしたい」と感謝した。