最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング4位。欧州で進化! ベンチ→レギュラーで一皮むけたのは?
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は4月15日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
4位:藤田譲瑠チマ 生年月日:2002年2月16日(22歳) 市場価値:80万ユーロ(約1億1200万円) 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー) 2023/24リーグ戦成績:22試合1得点2アシスト 東京ヴェルディの下部組織で育った藤田譲瑠チマは、2019年にトップ昇格を果たしたのち、徳島ヴォルティスで経験を積み、2022シーズンからは横浜F・マリノスでプレーした。J1のトップクラブで活躍すると、2023年夏にヨーロッパへ飛び出し、ベルギーのシント=トロイデンに加入している。 21歳で飛び込んだベルギーリーグでは移籍当初ベンチを温めていたものの、昨年末のスタンダール・リエージュ戦で久々に先発起用されると、移籍後初ゴールを挙げてインパクトを残し、その後はほとんどの試合でスターティングメンバーに名を連ねている。 豊富な運動量でピッチの広域をカバーする藤田は、攻撃の起点になり、守備時には鋭いタックルで相手の攻撃の芽を摘むことができる。先月25日に行われたU-23ウクライナ代表とのテストマッチでは、キャプテンとしてフル出場し、アンカーに求められたあらゆるタスクを完遂してリズムをもたらしていた。 市場価値はシント=トロイデン加入後にわずかな減少があったものの、最後のアップデートは昨年12月のことであり、レギュラーに定着したいまは、もっと価値を高めているとみていいだろう。
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