「タケは苦しい時こそ、頼りになる」ソシエダ10番が久保建英を語る。スタメン落ち、利己的との批判、ビッグクラブへの移籍報道を主将としてどう見ているのか「去る時が来たと決断したのなら…」【インタビュー】
「タケはチームにとって非常に重要な選手だ」
レアル・ソシエダの主将を担うミケル・オジャルサバルが、今シーズンのタケ・クボ(久保建英)を分析した。EURO2024でスペイン代表の優勝を決定づけるゴールを決めた10番は、日本人選手がチームにおいて重要な存在であることを強調した。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット ――今シーズンのタケの活躍をどう見ていますか? 「とても良くやっている。タケがどんな選手なのかはもうみんな分かっている。彼自身もゴールにしろ、アシストにしろ、得点に絡むプレーをさらに増やして数字を残していかなければならないことを自覚している。とても重要なファクターだ。チームに大きな影響力を与える選手であることは言うまでもない。ドリブルはもちろん、それ以外の面でも多くのものをもたらしてくれる。苦しい時こそ、頼りになるしね、後半戦もこの調子を続けてほしい。そしてソシエダに長く留まってくれることを願っている」 ――日本のファンからは、ベンチスタートや早い時間での交代に不満の声が出ていますが、タケ本人の様子は? 「そうした状況を受け入れることも僕たち選手の役割だ。その時、疲労が蓄積していたり、痛みを抱えていたり、違和感を感じながらプレーしている可能性だってあるわけだしね。あるいは、特定の時間帯や試合において、異なる特徴を持った他の選手のほうが、より多くのものをもたらすとミステル(監督)が判断するケースだってある。タケはチームにとって非常に重要な選手だ。誰もがそのことを知っている」 ――時にタケが利己的すぎるという声がありますが、前線を組む選手としてはどう? 「パスを出す選択肢があるなか、シュートを打つなんてことは試合中によくあることだ。その時は絶対に自分が決めてやるとしか考えていない。でも後になると、残念ながらそうではないことに気づかされる。そのようなことはどのチームでも起こっている。いたって普通のことさ」 ――タケに2枚のマークが付くのが普通になっています。チームとしてどう対策を立てていますか? 「もう毎度のことで、驚かなくなったよ。タケのような1対1に強いウイングが味方にいれば、相手チームはその突破を封じようとあの手この手を尽くしてくる。それはいたって普通のことだ。逆にミステルが相手の対策を上回るプランを練るのも当然のことだ」
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