富山福祉短期大学を運営する学校法人、浦山学園は、新たに4年制の私立大学の設立を目指すと発表しました。 2028年の開学を目指します。 富山市で行われた記者会見には、浦山学園の浦山哲郎理事長や学長予定者となる日本総合研究所の藻谷浩介主席研究員らが出席しました。 4年制の仮称・高志大学は、射水市三ケにある富山福祉短期大学の敷地内に新校舎を建設して設立します。 経済経営学部を新設し、入学定員は95人、収容定員は380人とします。 2年後の2026年までに文部科学省に設置認可申請をし、2028年4月の開学を目指します。 設置に必要な経費は14億円を見込んでいて、浦山学園が11億円、寄付や企業版ふるさと納税などで3億円を調達したいとしています。 ■日本総合研究所　藻谷浩介　主席研究員（学長予定者） 「県内企業の人が普通の学生に求めるスキルをきちんと教育して、さらに県内企業が存続し、いろんな所に展開していける人材を、１人でも多くつくりたいと思うし、もっとできるはず」 県によると、県内に４年制の私立大学が開学すれば、１９９０年の富山国際大学以来ということで、県として必要な支援を行いたいとしています。