希望しかない! 欧州でプレーする10代の日本人選手(5)デ・ブライネら輩出! 育成の名門期待の大型FW
現在はサッカー日本代表の大半を欧州組が占めており、欧州クラブでプレーする選手たちの経歴は十人十色だ。Jリーグで実績を残して海を渡る選手もいれば、高校から直接移籍する選手や、海外で生まれ育った選手もいる。今回は、海外でプレーする10代の選手をピックアップし、これまでの経歴や現状を紹介する。
FW:熊田直紀 生年月日:2004年8月2日(19歳) 所属クラブ:ヘンク(ベルギー) 昨年3月に行われたAFC U-20アジアカップで5ゴールを決めて得点王に輝いた熊田直紀が、今冬に下部組織時代から過ごしたFC東京からのローン移籍という形で海を渡った。 熊田が新天地に選んだヘンクは数々のビッグプレイヤーを輩出してきた育成の名門で知られている。ティボー・クルトワ、カリドゥ・クリバリ、ケビン・デ・ブライネ、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ、レオン・ベイリー、レアンドロ・トロサール…。彼らは全員このクラブが育成、もしくは発掘した選手たちで、日本代表FW伊東純也もその一人だ。 そんな選手育成の名門に加入した熊田は、現在セカンドチームにあたるヨング・ヘンクでプレーしている。ベルギー2部相当にあたるチャレンジ・プロ・リーグに所属しており、デビュー4戦目には初ゴールを記録。現在2試合連続スタメン出場と徐々に出場機会を増やしており、自慢の左足でのゴール量産に期待したい。
フットボールチャンネル