【Mリーグ総括】6位・麻雀格闘倶楽部 佐々木寿人「来期はトップ量産」伊達朱里紗「成長できている」
麻雀のプロリーグ「Mリーグ」の2023―24シーズンは、パイレーツの2度目の優勝で幕を閉じた。17日の閉幕式後に9チーム36選手がインタビューに応じ、今期の戦いを総括した。(カッコ内は今期のレギュラーシーズン成績) ■6位・KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▽滝沢和典(26戦3勝=個人26位)「序盤に取りこぼしが多くて、それがそのままポイント(▲120・0)になってしまった。かなりツイてたんですけど、トップ取れそうなところが2着になったり。バランスが崩れたかというとそうでもないんですが、勝てる試合を落としたのは後悔です。あんまり言いたくないけど、手が追いついてきてなかったですね。裏目に出たことが多かった」 ▽伊達朱里紗(20戦6勝=個人5位)「Mリーグを3年やらせていただきまして、レギュラーシーズンで稼いだポイントとしては一番少なかったんですが(+269・5→+320・2→+215・3)、内容としては年々よくなってきているという自覚があります。スポンジが水を吸収するかのように成長できているなと思うので、また来期チャンスをいただけるのであれば、今まで以上にもっともっと内容良く、大きいスコアを取って活躍したいなと思います。今期に関しては開幕4連勝できましたが、それ以降は楽にトップを取れる試合はほとんどなくて、(4着回避率は)かなり運に恵まれたタイトル獲得でした。『もっと押したいな』と思うときもあるんですが、守備と攻めのバランスを調整しながら来期も挑戦したいなと思っています」 ▽高宮まり(25戦4勝=個人20位)「レギュラーシーズンに関しては、少しマイナス(▲64・7)ではあったんですが、内容的には去年より落ち着いていたかなと思います。4着(6回)も少なかったんですがトップ(4回)も少なく、3着が大量(12回)になってしまった。連対しきるという力を磨いて次の戦いに備えたいと思います。昨期(攻撃寄りに)モデルチェンジしてからは、だいぶ板についてきたかなという感じはあるので、ブラッシュアップというか細かいところの調整をやっていきたいと思っているところです」 ▽佐々木寿人(25戦7勝=個人15位)「(今期開幕前に)すべての部門においてキャリアハイを目指すと言っておきながら、数字的にはかなり不満の残る結果になってしまったので残念です。(不振のきっかけは)何局かは頭に浮かびます。これをきっかけに崩しちゃったかな、みたいな。負けるとどうしても後悔が残るので、厳しいところです。長年やってても、絶対にミスはある。来期も基本的には(打ち方は)変わらないです。リーチをたくさん打って、たくさん高い打点をあがって、トップを量産できればいいんです。ラス回数が少ない(今期リーグ最少の18回)のはチームカラーに合わないかもしれないなとも思うんですが。僕個人はラス回避率1位も目指していたんです(結果は29位タイ)。さっき(高宮に)あおられちゃいました。『惜しかったですね』って(笑い)」
報知新聞社