「日本文化を考慮しても…」佐々木朗希は「物静か」 CY賞左腕が米紙に明かした人柄
CY賞左腕が語る佐々木朗希という男
ロッテは9日、佐々木朗希投手のポスティングによる米大リーグへの移籍手続きを始めることを発表した。移籍先が注目を集める中、米メディアの取材を受けたロッテ同僚のサイ・ヤング(CY)賞左腕が佐々木について激白している。 【画像】「23歳のスターが袖を通す?」 佐々木朗希がドジャースユニを着たコラ画像 ロッテがポスティングによる移籍手続きの開始を公式サイトなどで発表したことで、MLB公式サイトや米記者たちは一斉に反応した。米紙「ニューヨーク・ポスト」は今季7月下旬からロッテに途中加入したダラス・カイケルに電話取材。2015年にアストロズで20勝を挙げ、CY賞を獲得した左腕は佐々木について「一言でいえば、彼はインクレディブルだ。彼にできないことなどない」と開口一番絶賛した。 移籍先の最有力としてドジャースが挙がっていることについては「ドジャースとの契約がまとまったといういくつかの噂を聞いたよ」「もし僕がラスベガス(のブックメーカー)だったら、間違いなく彼ら(ドジャース)を最有力にするだろうが、分からない。実際にそのことについて話したことはないからね」と関係者の間での噂を明かした。 さらに、「東海岸の2チームについて話したことがある」とドジャース以外の球団にも触れた。ただ「(ドジャースでは)ショウヘイ、ヤマモト、さらにはダルビッシュが2017年のプレーオフで投げていたからだろう。(日本の)どこにいっても、朝のテレビにはドジャースが映っていた。それは彼らの存在によるものだ。僕たちはヤンキースやメッツについて短く話したが、中心的な話題になることはなかった」とあくまでも米国では“ドジャース優勢”だと話した。 カイケルは佐々木の性格にも言及。7月からロッテで同僚となったが「日本文化であることを考慮しても物静かだが、彼は好奇心旺盛な若者だ」と続けた。さらに「でも、彼は勝つことが好きで、野球が大好きだと思う。彼は文字通り、最高バージョンの自分になりたいと思っている。そして、史上最高の投手の1人になれると本気で思っていると思うよ」と間近で見た佐々木をこう表現していた。
THE ANSWER編集部