巨人・中川皓太2か月ぶり実戦で0封 阿部監督に「気にしてもらえるのはすごくありがたい」
◆プロ・アマ交流戦 巨人2―4セガサミー(19日・ジャイアンツ球場) 左膝痛でファーム調整中の巨人・中川皓太投手(30)が19日、2か月ぶりの実戦登板に臨んだ。セガサミーとのプロ・アマ交流戦の8回に登板。四球を1つ許したが、1回無安打無失点で最速146キロをマーク。1死一塁では、一塁線へのセーフティーバントを軽快な動きで処理するなど順調な回復を示した。「いいところ、悪いところがありましたけど、緊張感のある中でできた。体の不安も全然なかったし、あとは1軍にいって抑えられる状態をつくるだけ」とうなずいた。 【動画】中川、大城とキャッチボール 4月13日の広島戦(東京D)以来のマウンド。状態を確かめるため、生視察した阿部監督の思いも受け止めながら左腕を振った。「まだそう思ってもらえているだけ幸せというか、気にしてもらえるのはすごくありがたい。長くそう思ってもらえるような選手になりたいと思っている。期待を裏切らないように。シーズンもまだあるので頑張りたい」。再びチームを支えるために、状態を上げていく。
報知新聞社