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東京・台東区で、4歳の娘らに不凍液を摂取させて殺害した疑いで夫婦が逮捕された事件で、警視庁は、6年前に死亡した父親もこの夫婦が同じ手口で殺害した疑いが強まったとして、先ほど再逮捕しました。　 【画像】再逮捕された細谷健一容疑者と妻の志保容疑者が警察署に入る様子 先ほど再逮捕されたホテル経営者の細谷健一容疑者（43）と妻の志保容疑者（38）は、2018年に健一容疑者の父親・勇さん（当時73歳）にも不凍液の主成分である「エチレングリコール」を摂取させ、殺害した疑いがもたれています。 2人は次女の美輝ちゃん（当時4歳）を去年殺害した疑いで、2024年2月逮捕されたほか、2018年に健一被告の姉・美奈子さん（当時41歳）に不凍液を与え、中毒死させた殺人の罪で9月起訴されていました。 父親の勇さんは亡くなる1年ほど前から体調が悪くなり、入院先で「敗血症」のため、死亡しました。 当時は病死と判断されて司法解剖は行われず、2024年に入り、警視庁が残されていた勇さんの血液を慎重に調べるなどした結果、不凍液を飲ませた疑いが強まったということです。 警視庁は、夫婦と勇さんの間にはホテルの経営を巡って、トラブルがあったとみて、詳しい動機を調べるほか、同じ年に健一容疑者の母親が死亡した経緯についても調べています。