西武・隅田知一郎がチームトップ6勝目 自覚高まった今井達也との誓い「僕と今井さんで引っ張っていかないと」
◆楽天2―4西武(29日、楽天モバイルパーク) 西武の隅田知一郎が8回6安打2失点の好投でチームトップの6勝目を挙げた。 ■「いい子なんですけど…」巨人時代同僚・炭谷が明かす松原の〝取り説〟【動画】 7回まで81球で無失点に抑え、12日広島戦に続くマダックス(100球未満で完封)ペース。8回、小郷に2ランを浴びて快挙こそ逃したが、なおも2死一塁で浅村に全球チェンジアップを投げて遊ゴロに打ち取った。 ヒーローインタビューでは「昨日(28日)、今井さんがすごく良いピッチングをしていたので、そこに乗っていけた」と、カード初戦で8回無失点に抑えた今井達也に刺激を受けていたことを明かした。昨年から福岡での自主トレをともにしていることもあり、1学年上の今井と2人で最下位に沈む現状を話し合った。「(高橋)光成さんがすごく苦しんでいる状況なので、僕と今井さんで引っ張っていかないといけない」と誓った。 高橋は昨季まで3年連続2桁勝利を挙げながら、今季は0勝8敗と苦しみ、ファームで再調整している。隅田は「(高橋は)すごいピッチャーなので頑張って戻ってきてほしい。それまでは今まで支えてもらったところを僕らがやっていかないと」と主戦投手としての自覚をにじませた。
西日本新聞社