クリスマスパレード

　「秋華賞・Ｇ１」（１３日、京都） 　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＳ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】秋の女王は？秋華賞出走馬の馬体をチェック 　【クリスマスパレード　Ｂ】 　体質面を考えられてのレース選択。関東オークスはダートが全く合わなかった結果で、立て直しての前走・紫苑Ｓが鮮やかなＶだった。まず今回の立ち姿で目につくのが毛ヅヤの良さ。血管が浮き出て見えるほど肌の質感も薄い。代謝が良く、無駄な肉がつきづらいのだろう。見た目はシャープ過ぎるほど。迫力という点で今後の成長力が鍵になってきそうで、直前の気配までしっかりと注視しておきたい。前づけする競馬で最も力を発揮するタイプ。内回りのコース形態は歓迎だ。 　（馬サブロー美浦・石堂道生） 　〈１週前追い切り診断〉１週前に栗東入りして、６日の坂路で４Ｆ５６秒４－４１秒８－１４秒４（馬なり）。馬なりで軽めにとどめたが脚取りは素軽く、雰囲気は良好だ。