50代ミニマリストの「旅バッグの中身」。荷物を減らす4つの工夫
持ち物が多くてバッグが重い、旅の荷物はさらに多くなってしまう…という悩みをもつ女性が多いようです。「友人が1泊2日の旅行に大きなボストンバッグを持ってきたのを見て衝撃を受けました」というのは、50代の夫婦ふたりで暮らすミニマリストの本多めぐさん。小旅行ならリュック1個でこと足りるという本多さんに、旅行の荷物を減らす工夫を教えてもらいました。 【写真】数日間の旅行は、小さめリュックでOK
1:着替えは下着・靴下・カットソーだけでOK
服は枚数があると重く、工夫次第で減らせるもの。まずは女性は「服を減らす」ことがポイントだと思います。 旅先でなにを着るか迷いますよね。自分は、数日の旅行であればインナーだけ替え、ボトムスとトップスはずっと同じ服を着続けます。毎日違うファッションを楽しみたい人には難しいでしょうけれど、身軽さを優先させています。 汚したら心配という意見もあるでしょうが、その場合はホテルで洗濯してドライヤーで乾かしても問題ありません。このように服は減らすことができます。スカート派の人はワンピースにするというのも、服を減らすのに役立つでしょう。 また「薄手でかさばらない服」を選ぶのコツ。寒い季節の旅行であっても、ボアの服や厚手セーターなどは避けています。ヒートテックなど薄いインナーを重ね着する、またはいちばん上に着るコートは外では脱がないので荷物になりませんから、防寒はダウンジャケットなどアウターに頼り、中に着る服は薄手にすることで荷物が減らせます。 厚手の服を持って行きたい人は、旅行用の圧縮袋が100円ショップで売っていますので、活用するのも手です。手で抑えて空気を抜くのだけなので簡単ですよ。 服を減らすと寒さや暑さで困らないか不安という方もいらっしゃるでしょう。私はカーディガンなど羽織りもの+ストール(マフラー)で解決しています。 上半身はカットソー+カーディガンを着て、カーディガンを脱ぎ着することで温度調節ができます。夏場でも冷房がきついことはよくありますので、夏場の旅行でも羽織れるものは必ず持っていきます。また、ストールがあると冷えやすい首元を温めたり、またひざ掛けなどにも活用できます。 というわけで、ボトムスは一本、そしてカーディガンやストールを持っていくことで温度調節も問題なし。下着・靴下・カットソーを日数分持って行けば問題ありません。これで服がだいぶ減らせます。