【パリ五輪】100mH準決勝・田中佑美は組7着でフィニッシュ 決勝進出を逃すも初の五輪で躍動
◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)9日目 パリ五輪・陸上競技9日目のモーニングセッションが行われ、女子100mハードルの準決勝1組に田中佑美が登場。12秒91(+0.5)で7着となり、決勝進出はならなかった。 パリ五輪メダリスト&日本人成績をチェック! 9レーンでスタートした田中は、12秒12の世界記録保持者のトビ・アムサン(ナイジェリア)や、昨年のブダペスト世界選手権を制したダニエル・ウィリアムズ(ジャマイカ)といった世界のトップハードラーに挑んだ。 アムサンが3着、ウォリアムズが6着という波乱があったなか、田中は最後まで粘ったが、7着に終わり、この時点で準決勝敗退が決まった。 今大会の田中は、予選で組5着に終わったが、敗者復活レースを勝ち上がって準決勝に駒を進めた。 また、五輪初出場ながら、予選で12秒90、敗者復活レースで12秒89、そして、準決勝でも12秒91と12秒台を3連発した。自己記録(12秒85)には届かなかったものの、大舞台で力を発揮し、予選敗退に終わった昨夏のブダペスト世界選手権から成長した姿を見せた。
月陸編集部