ロッテ・田中晴、500万増1100万円 オフには米で〝武者修行〟
ロッテ・田中晴也投手(20)が19日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、500万増の年俸1100万円でサインした。来季米大リーグ挑戦が決まった佐々木の抜ける先発枠に食い込むべく、今オフに米アリゾナ州にある動作解析施設「ドライブライン」で〝武者修行〟することを明かした。 「(佐々木が抜けて)誰かにチャンスをもらえると思う。まずは先発ローテーションを守れるようにしたい」 最速155キロ右腕で新潟・日本文理高から入団2年目の今季は7月にプロ初勝利するなど4試合で1勝1敗、防御率1.80。このオフは変化球の精度とクイック投球を課題に掲げて渡米し「メジャーリーガーにも会えると思うので、収穫があったらいい」と貪欲に技術を吸収していく。 3学年先輩の佐々木は高卒2年目で初勝利し、3年目は9勝を挙げた。同じ飛躍の道を目指して「すごく大事な一年になる。新人王の資格もまだ残っているので狙っていきたい。とにかく一試合一試合投げて2桁勝利できたらいい」。〝令和の怪物〟を超える活躍へ、最先端の施設で学ぶ。(森祥太郎)