母に新NISAで「月5万円」投資していると話したら、「株価が急落してるのに危ない」と言われました。損をすると心配なようですが、変動が大きいなら“貯金”のほうが良いのでしょうか…?
30年投資した場合と貯金した場合ではどのくらい資産額に差が出る?
新NISAなどの長期投資に恐怖を感じてやめた場合、資産形成の方法としては「貯金」になるでしょう。毎月5万円を貯金した場合、30年では1800万円になる計算です。 一方、新NISAでドルコスト平均法を活用した積立投資を30年続けた場合はどうでしょうか。年率の利回りは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2001年度~2024年度第1四半期まで資産運用した結果の「+4.47%」を参考に、4%と仮定します。 同じ毎月5万円の積立でも、30年後には約3400万円になる計算です。
まとめ
積立投資は老後を見据えて長期でおこなうものです。瞬間的に株価や基準価額が下落したからといって休む・やめるというのは運用方法としては適していません。ドルコスト平均法を活用した積立投資をしているなら、株価の下落はバーゲンセールと捉え、今後も同じタイミングで同じ金額をコツコツと投資し続けましょう。 出典 年金積立金管理運用独立行政法人 2024年度の運用状況 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部