韓国「息ができない」赤ちゃん抱いた母親がパニック…通りかかった警官が救った命
【08月03日 KOREA WAVE】路上で呼吸困難に陥った赤ちゃんを偶然通りかかった警察官が病院へ搬送し、命を救った――こんな話が韓国で伝えられた。 ソウル西大門(ソデムン)警察署によると、7月15日午後5時ごろ、西大門区の小学校前に乗用車が非常灯をつけて止まった。運転していた女性(30代)が後部座席を急いで開け、10カ月の子どもを抱き上げた。子どもはぐったりしており、女性はしきりに背中を叩いた。 そこを通りかかったのがパトロールから戻る途中の警察官たち。手を振る女性に気付き、パトカーを止めた。女性から「子どもが、息ができない」と聞いた警察官は救急車を待つ時間がないと判断し、母子をパトカーに乗せて近くの総合病院に運んだ。 子どもは急性アレルギーによって呼吸困難に陥り、嘔吐していたことがわかった。治療を受け、現在は落ち着いた状態だという。 女性は数日後、西大門警察署のホームページに登場し、「あの時は余裕がなく感謝を伝えられなかった。見慣れない町で困っていた“初心者”の母親を助けてくれた」と謝意を示した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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