簡単にできる! 覚えておくべき省エネの基本 10
電気カーペット
床に直接敷くのではなく、断熱マットなどを下に敷くことで、熱が逃げにくくなり保温効果がアップ。 設定温度は低めにして省エネを。温度を「強」から「中」にするだけで、3畳用の場合、年間およそ5770円の節約になる。
電気こたつ
こたつ布団1枚だけで使用するより、大判のブランケットや敷布団などを重ねれば、より暖かくなり省エネにもつながる。設定温度も低めにすれば、さらに省エネに。 上掛けと敷布団を併用すれば年間約1010円、設定温度を「強」から「中」に下げれば年間約1520円お得になる。
床暖房
足元から体を温めてくれるため、エアコンの室温を低めに設定しても比較的快適に過ごせるというメリットがある床暖房。立ち上げ時に最も電力を消費する=熱しにくく冷めにくいため、こまめにオン/オフを繰り返すとコストがかかることも。タイマーを上手に使いたい。 なおカーペットやラグを敷く場合は、床暖房対応のものをチョイスしよう。
照明
点灯時間はなるべく短めに、使わないときは消すことを心がけよう。 白熱電球からLED電球に切り替えると、消費電力もCO2排出量も大きく削減でき、年間2790円ほどの節約になる(電球形LEDランプは、一般電球と比べるとおよそ86%の省エネになり、40倍長持ちするそう)。
TV
ついついTVを見ながら寝落ちしてしまいがち、という人も多いのでは? 電気代のムダでしかないその行動には、できればタイマー機能を活用しよう。 また、省エネモードを選ぶ以外にも、画面にホコリが溜まらないようこまめに掃除をすること、画面の輝度を下げることも節電につながる。
冷蔵庫
開閉時間・開閉回数を減らすことや、食品を詰め込みすぎないことはもちろん、冬は庫内の温度設定を「弱」「低」にするなど、季節に合わせて温度を変更することも省エネにつながる。詰め込んだ状態から半分にした場合には年間約1360円、設定温度を「強」から「中」にした場合には年間約1910円の節約になる。 また、壁や他の家具に近すぎたり、壁との隙間に物が置かれていたりするとうまく放熱されず余計な電気代がかかってしまう場合も。設置場所や放熱スペースを見直してみて。背面の掃除や、傷んだパッキンの交換もお忘れなく。 急速冷凍機能がないタイプは、温かい食品を入れると庫内の温度が上昇し、冷やすために電力が余計に消費されてしまうため、冷ましてから入れるようにして。
電子レンジ
冷凍食品や野菜の下ごしらえには、電子レンジを使えば時短調理でき、ガス代の大幅な節約にもつながる。 葉物野菜や根菜などを下ごしらえする際、ガスコンロではなくレンジを使うと、年間860~1000円ほど節約できる。