メジャー公式サイトが菅野智之を特集「球速はないが菅野にもそれなりの求婚者がいるはずだ」
海外FA権を行使してメジャー移籍を目指している巨人の菅野智之投手(35)について19日(日本時間20日)、メジャー公式サイトが特集した。 【写真】菅野の〝女房役〟といえば…. 「MLBドットコムでは今オフに海外FAとなった巨人のエース、菅野智之にまつわる最新ニュースや噂を追っている」と前置きすると菅野に関するニュースを列挙した。 まずはこの日のニュースとして「菅野にエンゼルスが関心と報道」と記すと、「今オフのメジャー移籍が期待される日本人投手は、佐々木朗希だけではない。35歳の菅野は、佐々木のような一流の球速はないが、沢村賞(日本のサイ・ヤング賞に相当)を2度受賞した投手として、菅野にもそれなりの求婚者がいるはずだ」と多数のオファーを予想した。 そのうえで「MLBネットワークのインサイダー、ジョン・ポール・モロシ氏は、菅野投手に注目する球団としてエンゼルスを挙げた。『私はエンゼルスが菅野に関心があると聞いている』とモロシは番組内で語った」と報じた。 続いてモロシ氏は黒田博樹と菅野を比較。「クロダは30代半ばでメジャー入りし、2008年から14年までの7年間、ドジャースとヤンキースで活躍した」と菅野にも同等の活躍が期待できるとした。大谷がドジャースに移籍した今季のエンゼルスは球団ワーストの99敗を喫した。ベテラン右腕にスポットが当てられているという。 さらに同サイトでは過去の菅野に関する報道も掲載。「実は菅野は以前、2020年にヨミウリからポスティングされたことがあり、その時はメジャーリーグに来るつもりだった。しかし、ポスティング枠終了までにMLB球団との契約に合意しなかったため、日本に帰国し、プロキャリアを通じて在籍している巨人で投球を続けることになった」と結んだ。
東スポWEB