金子真人オーナーの「史上最高価格」3億円馬 初陣で期待通りの勝ちっぷり見せるか
大物の雰囲気あり。「金子真人オーナーの3億円馬」として話題のジェゼロ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)が、日曜新潟3Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。 【写真】ステルヴィオこれまでの軌跡 ジェゼロは父サートゥルナーリア、母ラルケット、母の父ファルブラヴの血統。半兄のステルヴィオは18年のマイルCSの覇者。半姉のウンブライルは昨年のNHKマイルCの2着馬、同じくステルナティーアは21年のサウジアラビアロイヤルCで2着馬。また日本調教馬として史上初めてGIを7勝した歴史的名馬シンボリルドルフは4代母の全弟となる。22年のセレクトセール当歳では3億円(税抜)で取引されたが、これは金子真人ホールディングス株式会社の所有馬としては史上最高価格となる。 今春に入厩して追い切りを重ねていたが、一旦放牧でリフレッシュ。7月に再入厩すると順調にピッチを上げてきた。1週前のCWでは川田将雅騎手が騎乗して、6F79秒9-1F11秒4の好時計をマーク。早くもポテンシャルの高さを見せつけている。 現2歳がファーストクロップとなるサートゥルナーリア産駒のエース格と噂される逸材。気は早いが、来春の大舞台が楽しみになるような勝ちっぷりを見せてほしい。