メルカリが新機能を発表 日本の商品をアメリカで購入可能に
アメリカに本社をおくメルカリのグループ会社Mercari, Inc.(以下、USメルカリ)が、日本版メルカリの商品をUS版メルカリから購入することができる新機能「Mercari × Japan」を発表した。 【写真】メルカリが「ウチの実家」をオープン
日本版メルカリはこれまでに、越境EC事業者累計70社以上と連携し、世界110ヶ国以上の国や地域でユーザーを獲得してきた。今回のUS版メルカリとの連携を通じてより多くの米国ユーザーに日本の商品を購入できる機会を提供することで、メルカリグループ全体で「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」ことを目指し、グローバルなマーケット展開に専念するという。 US版メルカリユーザーは、チャットでのやりとりを含む購入までのプロセスを全て英語で行うことができるほか、日本版メルカリの出品者は、これまで通りの配送方法と配送料で取引することができる。また、BEENOSグループ協力のもと、配送プロセスの簡素化も実現。US版メルカリ上で購入された日本版メルカリの商品は、まず最初にBEENOSグループに配送され、そこで点検や国際配送に向けた準備が行われた後に米国の購入者のもとへ配達される。 また、USメルカリとして初の実店舗となる「Mercari on Melros」がカリフォルニア州ロサンゼルスのメルローズ・アベニューにオープン。来店者がワクワクするようなリセール・コミュニティ体験の提供を目指し、店舗ではUS版メルカリで販売中のファッションアイテムを購入することができるほか、8月中は日本から特別にセレクトしたコレクションも購入可能だという。これに加えて、メルカリに商品を出品することができるコーナーや、DIY教室・イベントなどが実施できる専用スペース、コラボレーション企画用のポップアップエリアなども併設する。