祝・’25年NHK朝ドラ『ばけばけ』ヒロイン決定! 吉高由里子、沢口靖子…歴代主演女優の素顔写真
朝ドラヒロインはオーディションかオファーで決まる
’25年秋放送予定のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインが、高石あかり(21)に決定した。 【超貴重】すごい!『澪つくし』撮影中、NHKに電車通勤していた沢口靖子 113作目となる同作は「耳無芳一の話」などを所収した『怪談』の著者で知られる明治時代の外国人作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデル。高石は主人公・松野トキ役を演じる。10月29日にNHK大阪放送局で行われた記者会見で高石はこう感極まった。 「小さい頃から朝ドラヒロインになるのが夢で、今ようやく実感がわいてきて、みなさんの温かい表情に胸がいっぱいになりました」 朝ドラのヒロインはオーディションか、女優に直接オファーするかで決められるという。今回はオーディションが行われ、朝ドラ史上3番目に多い2892人から選出された。 「朝ドラヒロインが若手女優の”登竜門”、という位置付けは今も変わりません。『ごちそうさん』(’13年後期)の杏(38)や、『虎に翼』(’24年前期)の伊藤沙莉(30)はオファーだったといいますが、『あまちゃん』(’13年前期)の能年玲奈(のん・31)や『まれ』(’15年前期)の土屋太鳳(29)はオーディションで選ばれています。ヒロインたちの大半が朝ドラ出演後にドラマや映画の主演女優として活躍しており、将来が約束されると言っても過言ではありません」(テレビ誌ライター) 朝ドラ女優はのべ113人に上る。フライデーも彼女たちに注目しており、『澪つくし』(1985年前期)の沢口靖子(59)がNHKに毎日電車通勤している姿や、『てるてる家族』(’03年後期)に16歳でヒロインを演じた石原さとみ(37)がトム・ハンクスとのツーショット撮影に緊張した様子、『梅ちゃん先生』(’12年前期)の堀北真希がイベントに登場した場面など、多くのヒロインたちの初々しい姿を報じてきた。 その中でも特に印象深いのが、『花子とアン』(’14年前期)でヒロインを演じた吉高由里子(36)だ。’14年9月19日号の記事を振り返ろう。 ◆打ち上げで見せた吉高由里子のパワフル・ファッション ’14年8月28日の17時ごろ、東京・新宿の京王プラザホテルに次々と芸能人が現れた。NHK連続テレビ小説『花子とアン』の打ち上げが今から行われようとしていたのだ。ヒロイン・村岡花子の親友役・仲間由紀恵(45)やナレーションの美輪明宏(89)。さらに、当時のNHK会長・籾井勝人氏(81)までもがぞくぞくと姿を現した。そして、やや遅れて現れたのは主役の吉高由里子。そのファッションに度肝を抜かされる。 ストローハットに丸眼鏡、白黒太ストライプのセットアップ、厚底グツという、なんとも個性的なファッションだったのだ。おしゃれな彼女だからこそ、着こなせるのだろう。 「会は吉高さんを中心に盛り上がりました。妹役の黒木華さん(34)と涙ぐみながら『終わっちゃいましたね』と話したかと思えば、仲間さんには何度も抱きついて『ありがとうございました』と叫んでいました。仲間さんはそんな吉高さんの背中をさすって『よくやったね』って。この出演者同士のアツい関係がそのままドラマに反映されて、平均視聴率も21%を超えたのでしょう。吉高さんは泣きすぎて、2回も化粧直しのために席を外していました」(NHK関係者) 1次会は20時ごろ終了したが、そのまま2次会、そして3次会のカラオケボックスへと突入。吉高が店から姿を現したのは、朝5時半だった。すっかり明るくなった渋谷の街に、NHKスタッフらのバンザイの声が響く。ほろ酔いの吉高は車に乗り込むと窓を全開にし、スタッフらに手を振り続けたのだった。 その後の吉高の活躍はご存知の通りである。 『ばけばけ』のヒロイン・松野トキを演じる高石について、制作統括の橋爪國臣氏はこのように語っている。 「高石さんの自然な演技は、実際に生きているトキそのもの。お芝居の力はもちろん、内に秘めた繊細な感情表現に、現場にいたスタッフみんなが心を奪われました。トキは、決して華やかなキャラクターではありません。悩み、迷いながらも、明るく自分らしく生きていく女性です。高石さんは、そんなトキに命を吹き込んでくれると思います」(’24年10月28日配信・NHKホームページより) 1年後、高石はどんな演技を見せてくれるだろうか。
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