近鉄百貨店、高島屋など関西の店舗18日から再開へ
大阪府が施設への休業要請などの解除を判断する「大阪モデル」で、14日に解除の目安としていた7日連続の基準を満たし、16日から、段階的に休業要請が解除されたことを受け、近鉄百貨店と高島屋は、18日から営業を再開すると発表した。 【拡大画像】基本的に休止を要請しない施設
関西の主なデパートは、政府が4月7日に緊急事態宣言を出して以降、食料品フロアをのぞいて臨時休業を行っていた。 しかし、近鉄百貨店は大阪府内の「本店(あべのハルカス)」「上本町店」、奈良県内の「奈良店」「橿原店」「生駒店」、和歌山県の「和歌山店」、滋賀県の「草津店」で、いずれも時間は短縮しつつも営業を再開するとしている。 近鉄百貨店は「営業を再開するにあたり、消毒の強化や従業員の健康管理などの徹底はもとより、お客様にもソーシャルディスタンスの確保やマスク着用でのご来店などのご協力をいただきながら、引き続き安全対策を実施してまいります」としている。 そして、系列の「Hoop」「and」「上本町ユフラ」も、同様に再開する。
また、高島屋も18日から「大阪店」「堺店」「泉北店」「日本橋高島屋ショッピングセンター」などで、時間短縮の形で、食料品及び生活必需品・サービスを中心に営業範囲を拡大する。 高島屋は「営業範囲拡大にあたっては、施設・従業員の感染防止策の徹底はもとより、お客様にも混雑緩和、ソーシャルディスタンス確保などにご協力いただきながら、安全・安心対策を実施してまいります」としている。
このほか、大丸は19日から「心斎橋店」「梅田店」「京都店」「神戸店」「須磨店」「芦谷店」などで営業を再開する。 営業時間など詳細は、各店の公式サイトに掲載されている。