【陸上】女子10000mで五島莉乃が積極的なレースを見せるも18位 日本勢として2大会連続の入賞はならず
◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)9日目 パリ五輪・陸上競技9日目のイブニングセッションが行われ、女子10000m決勝に出場した五島莉乃(資生堂)は31分29秒48で日本人トップの18位でフィニッシュした。 日本4継「悔しい」5位!2走サニブラウン爆走、3走・桐生でトップの見せ場、メダルへの強き意志示す/パリ五輪 レースは、入りの400mが80秒と超スローペースで幕を開けた。たまらず、400mを前に先頭に立ったのが五島だった。一度はラヘル・ダニエル(エリトリア)に先頭を譲ったものの、2300m過ぎにダニエルがリタイアすると、五島は世界記録保持者のベアトリス・チェベト(ケニア)らを従えて、再び積極的にレースを進めた。 しかし、5000m付近から一気にペースアップすると、先頭集団に付いていけず。最後は18位でレースを終えた。 東京大会では廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が7位入賞を果たしたが、日本勢として2大会連続の入賞とはならなかった。 五島は、昨年のブダペスト世界選手権では20位に終わり、記録も33分台と力を出しきれなかった。だが、初の五輪の舞台では、世界の壁は高かったが、31分台で走り切った。
月陸編集部