強制引退の危機脱した23歳ガールズレーサーが“恩返し”で上昇スパイラル「どんどん目標高くなってきた」/平塚競輪
平塚競輪場のミッドナイト「競輪アプリウィンチケット杯(F2)」が7日に開幕。2Rのガールズ予選1に出場した高木香帆(23歳・岩手=120期)に話を聞いた。 今年に入ってから点数を急激に上げている高木香帆が、勝負根性を見せて尾崎睦の後位を取り切り2着スタート。 「ここ2場所の成績が悪かったので、気合を入れて練習してきました。外を踏んだり内を踏んだり(展開に)なんとか対応できた。昔だったらジャンで千切れていたと思う。最近はお世話になった方々に結果を出して恩返しができるようになってきました」 一時期は強制引退の危機にも直面したが「松阪の萩原(操・引退)さんや(久留米の藤田)剣次さんにお世話になって」大ピンチを脱した。そんな恩人たちのためにと練習に励み、それが結果につながる好循環が生まれるようになってきた。 以前は“47点を取る”ことが目標だったが「今はどんどん目標が高くなってきた」と50点台を目指して奮闘中だ。 「2日目も連に絡んで穴を出せるように」と意気込んだ。(netkeirin特派員)