【荒木大輔コラム】中日・根尾昂 初回先頭にストレートの四球 打者と勝負できずに苦しい投球に
初回から苦しいピッチングが続いた根尾[写真=井沢雄一郎]
今季は投手として初のキャンプ一軍スタートとなった中日・根尾昂投手。オープン戦などでアピールしましたが開幕先発ローテーション入りを果たすことができませんでした。5月上旬、リリーフ要員として一軍昇格も2試合に投げ、防御率5.79。同月下旬に再び二軍再調整となりましたが、ウエスタンでは先発ローテを守って11試合登板で4勝2敗、防御率2.59をマーク。特に7月に入って3試合の先発で19イニングを2失点と安定した投球を披露して広島戦で一軍初先発となりました。 プロ初勝利を狙った試合は、しかし、初回からまったく思うようにいきませんでした。先頭の秋山翔吾選手に対して、ストレートの四球。すべて直球でしたが、わずかに外れてボールという球が1球もなく、あきらかにストライクゾーンに入らない球ばかりでした。久しぶりの一軍登板で気負いがあり力んでしまったのでしょうか。それとも・・・
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週刊ベースボール