大谷翔平が絶好調 2戦連続マルチ安打に スプラッシュ目前の特大12号の後は中前打
「ジャイアンツ-ドジャース」(14日、サンフランシスコ) ドジャースの大谷翔平選手が「2番・DH」で先発出場。五回の第3打席では中前打を放ち、2戦連続マルチ安打とした。 【動画】大谷 完璧にとらえた右翼への12号 あわや場外弾の打球拾おうとスタンド通路にファンが殺到 四回の第2打席で6戦ぶり12号先制ソロ本塁打を放っており、前日まで1本差で追っていたブレーブスのオズナに並び、ふたたび、ナ・リーグトップに立っていた。大谷にとってジャイアンツの本拠地のオラクルパークでは初の本塁打。同球場ではライト後方の海にホームランを打ち込むことが「スプラッシュヒット」と呼ばれている。レジェンドのバリー・ボンズが35本を記録しており、大谷に初の偉業なるかが注目されたが、この本塁打は打球速度182・4キロ、飛距離は135・9メートルでわずかに届かずライトスタンド後方の通路に着弾。スプラッシュヒットには142メートルが必要とされており、約6メートル届かなかったが、本塁打後のベンチでは両手で水がしぶきが上がるようなジェスチャーをみせていた。