全国で2番目に混雑する鉄道が開業100年 黄色い600形は廃車へ 「悲運の鉄道」は今、再開発ど真ん中の注目路線に
■「直通化」の期待も試算では赤字 貝塚駅では福岡市地下鉄箱崎線との直通化の議論が長年の課題となっている。3年前に福岡市が行った試算では「初期投資に約155億円かかり、整備事業の収支が年間約2億6000万円の赤字。市は、直通化の「実現は困難」とした。ただ、当時の議事録によると「今後も検討していく」としていて、箱崎の再開発に合わせて議論が再開されるかどうかも注目されている。 一方、JR九州は、貝塚駅の東側に新駅を新設する計画で、利便性の向上が期待されている。 ■黄色い600形の後継車両は 西鉄貝塚線で運行している黄色い600形。長年親しまれてきたが、老朽化のため来年度から2027年度にかけ廃車となることが決まっている。後継として、西鉄天神大牟田線で使用していた車両を改修して導入する予定だ。
RKB毎日放送