【南 沙良】大河ドラマから濃密な大人の恋愛ドラマまで引く手あまた! 独占インタビュー[
©️ AbemaTV, Inc. ものすごい美形で稀有な才能を持ち、常に周囲に女の影がチラつく“沼男”の漣と、そんな彼に憧れと嫉妬と悔しさが入り交じった感情をぶつけながら、頭ではダメだと、傷つくと“わかっていても”、彼に心をつかまれ、どうしようもなく惹かれていく美羽。緑の木々の間をふわふわと舞う蝶のように、ふたりの感情は複雑に交錯します。
左上から時計回りに:福地桃子さん(彫刻科の院生・椎名光莉役)、浅野竣哉さん(同・長壁 颯役)、夏子さん(美羽の同僚・吉野愛実役)、朝倉あきさん(美羽らの先輩・川瀬 咲役) ©️ AbemaTV, Inc.. また、本作には恋愛群像劇の一面も。ふたりを取り巻く同僚や学生・友人たちもまた、“傷つくと/傷つけるとわかっていても”、自分の感情に正直に、新たな恋や人生の一歩を踏み出そうと各々が必死にもがき、その姿がとても共感を呼びます。初めてこの物語に触れる人も、すでにウェブトゥーンや韓国ドラマで『わかっていても』の世界観を愛してきた人も、新鮮な気持ちで楽しめる作品になっています。中川監督や流星さんをはじめとする製作&キャスト陣が、原作・原案への深い敬愛の気持ちをもって臨んでいることを感じられると思います。
エモーショナルな演技をしっかり支えた、温もりあふれる現場
撮影が行われたのはちょうど1年前の冬、沙良さんが21歳の時です。見とれてしまうような美しさと圧倒的な存在感を放ちながらも、観る人が美羽に同情の念を抱き、感情移入できる余白を持たせた沙良さんの静謐ながら繊細な演技が光ります。
ーー本作では、沙良さんと同世代の素敵な俳優さんたちが大集結していますね。現場はどのようなムードでしたか? 沙良さん:私がいちばん年下だったので、みなさんがお兄さん・お姉さんのように、お菓子をくださったりして、とても甘やかしてくださいました(笑)。みんなで撮るシーンも多かったし、楽しかったです。
©️ AbemaTV, Inc. ーー流星さんと共演された印象はいかがですか? 沙良さん 最初はとてもミステリアスな印象があったのですが、すごくお優しくておもしろい方でした。実は私、かなりの人見知りで、初対面の方とはうまくお話しできないことが多いのですが、横浜さんは積極的に現場を盛り上げようとしてくださいました。笑わせようとしてくださったり、演技しづらいところはないかその都度たずねてくださったりして、本当にありがたかったです。