無水鍋・保温鍋・圧力鍋を徹底比較! 節約の強い味方はどれ?
無水鍋・保温鍋・圧力鍋の節約効果はどれくらい?
無水鍋・保温鍋・圧力鍋を使うことで、通常の調理時間の1/3の時間に短縮できるといわれています。今回は、通常の鍋で料理を作るのに1時間かかる場合と、調理用鍋で1/3の時間で作れる場合にかかるガス代を比較します。なお、ガスの出力値は中火、ガスは都市ガス、単位料金は東京ガスの料金で計算します。計算する際の条件は、以下の通りです。 ●ガスコンロの出力値:1.68キロワットアワー ●ガスの発熱量:45メガジュール/立方メートル ●ガス単位料金:154円/立方メートル 以上の条件を、「出力値×3.6×時間÷ガスの発熱量×ガス単位料金」の計算式に当てはめると、ガス代は以下の通りです。 ●調理時間が1時間の場合:約21円 ●調理時間が20分の場合(1時間の1/3):約7円 無水鍋・保温鍋・圧力鍋を使用すれば、ガス代以外にも水道代や電気代などのほかの光熱費の削減もできる可能性があります。しかし、作る料理や頻度、熱源のタイプなどが異なる場合、どれが最も節約できるかは一概には言えないでしょう。
無水鍋・保温鍋・圧力鍋を使用すれば光熱費の節約につながる可能性はあるが、節約効果の優先順位は一概には言えない
無水鍋・保温鍋・圧力鍋を使用すれば、通常の鍋よりも時短かつ光熱費の節約につながる可能性があります。しかし、作る料理や頻度、熱源のタイプなどが異なると、節約効果の優先順位は一概には言えません。 ただし、光熱費の節約もしつつ時短もしたい方は、保温鍋よりも無水鍋や圧力鍋を選ぶとよいでしょう。また、本体価格もそれぞれ異なるため、初期コストも考えたうえで、自分に合った鍋を選択することが重要です。 出典 東京ガス株式会社 ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)一般契約料金 B表 24年11月検針分 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部