対戦が決まり健闘を誓う北陸の笹井多輝主将（左）と高知の西村侑真主将＝大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで２０２３年３月１０日、中川祐一撮影

　◇北陸ＶＳ高知　第１日第２試合／敦賀気比ＶＳ大阪桐蔭　第３日第３試合／氷見は東北（宮城）―山梨学院の勝者　第６日第２試合 　第９５回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）の組み合わせ抽選会が１０日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであった。北信越勢は３４年ぶり２回目の出場の北陸（福井）が１回戦の第１日第２試合で高知、３年連続１０回目の出場の敦賀気比（同）が２回戦の第３日第３試合で前回王者の大阪桐蔭とそれぞれ対戦。３０年ぶり２回目の出場となる２１世紀枠の氷見（富山）は同じく第６日第２試合で東北（宮城）―山梨学院の勝者と戦う。 　北陸の林孝臣監督は２年連続２０回目の出場の高知との対戦に「相手は甲子園に慣れている。うちは何とか１点を守り、何とか１点を取る。競った試合になれば」と接戦勝負の構え。４年連続１４回目の出場で春夏計９回優勝の大阪桐蔭に挑む敦賀気比の東哲平監督は「相手は全国ナンバーワン。うちは気持ちだけは負けないように。全力でぶつかり、食らいついていきたい」と決意を示した。氷見の村井実監督は第６日の登場に「時間があるので相手の研究ができ、体調不良の者がいる自チームの調整ができてよかった」と歓迎した。【来住哲司】