オリックス・杉本裕太郎「ジュウザらしく、雲のように自由気ままに」巨人D4位指名・石田充冴にラオウエール
オリックス・杉本裕太郎外野手(33)が31日、近い将来の宿敵!?となりうる、巨人からドラフト4位指名を受けた石田充冴投手(18)=北星学園大付高=に異例のエールを送った。 【写真】「毎日、僕を笑顔にしてくれる」結婚したオリックス・田嶋大樹と長谷川サキさん 「堂々とジュウザらしく、雲のように自由気ままに頑張ってほしい」 192センチ右腕とは何の関わりも面識もないが、愛のある激励をしたのにはちゃんとした理由がある。 2人の共通点は人気漫画「北斗の拳」。杉本はファンから同作の登場人物「ラオウ」の愛称で親しまれており、石田の名前の由来は同作のキャラクター「ジュウザ」から。作中ではラオウとジュウザには因縁があり、2度の対戦の末、最後はラオウが勝利した。 野球界のラオウは「(北斗の拳の)ジュウザはめっちゃ強いし、僕の好きなキャラクターの一人」と熱弁。現実世界ではリーグが違うため、対戦する可能性があるとすれば来季以降の交流戦か、日本シリーズとなる。杉本は「原作ではジュウザに腕を折られかけたので、対戦したらバットを折られないように」とニヤリ。北斗の拳によって運命がつながれた2人がグラウンドで相まみえるときは、もちろん真剣勝負。原作にも負けない名勝負が生まれそうだ。(織原祥平)