戦力アップ失敗!? J1夏の補強評価ランキング19位。絶不調…。今夏の補強ではどうにもならない?
毎年サッカー界を賑わす移籍市場は、世界はもちろん日本でも盛り上がりを見せる一大行事だ。多くのファンが一喜一憂するこの期間は、その年のクラブの成績を左右する大事な時期となる。今回は、先日閉幕した夏の移籍市場で的確な補強を成功させたJ1クラブをランキング形式で紹介する。(文:Nobuya Akazawa|J1全部見るマン)
【IN】 • 髙橋仁胡[バルセロナU19(スペイン)/新加入] • 山﨑凌吾[京都/新加入] 【OUT】 • 渡邉りょう[磐田/期限付き] • ジョルディ・クルークス[磐田] • ジャスティン・ハブナー[ウォルヴァーハンプトン(イングランド)/復帰] • 清武弘嗣[鳥栖/期限付き] • 毎熊晟矢[AZアルクマール/完全移籍] キープレイヤーだった毎熊晟矢が移籍したことで生まれた穴を埋めるように、奥田勇斗が台頭してきた。毎熊とはタイプが違うが、サイドを駆け上がることも、内側でボール保持に絡むこともできるので、チームのスタイルにもしっかりとフィットしている。 左サイドバック(SB)としてはバルセロナU19から髙橋仁胡が加わった。技術があるのはもちろん、相手のプレスを引き出しながら、SBの位置から攻撃の起点となることができるのも魅力だ。登里享平の後釜になり得る素質を持っている。 得点ランキングトップタイの17得点をたたき出すレオ・セアラのポジションには、山﨑凌吾が加わった。エースの負担を軽減させることのできるFWで、プレッシングや守備ブロックに入る献身性は、湘南ベルマーレや京都サンガF.C.で曺貴裁監督に叩き込まれている。クロスや後方からのフィードのターゲットとしても存在感を示してくれるだろう。 セレッソ大阪は勝利から遠ざかっており、順位を落としてしまった。これ以上順位を落とさないためにも、山﨑の奮闘は必須になるだろう。
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