洗面所が寒いので朝晩、ハロゲンヒーターを使っています。電気代ってやっぱり高いのでしょうか?
ハロゲンヒーターは、コンパクトで持ち運びがしやすい暖房器具です。スイッチを入れるとすぐに暖まるのがメリットで、すぐに暖まってほしい場所に設置すると便利です。しかし、「ハロゲンヒーターは電気代が高いのではないか?」と悩む方もいるでしょう。 本記事では、ハロゲンヒーターの電気代の目安や、ハロゲンヒーターの特徴を生かした使い方について解説します。 ▼「オイルヒーター」は暖かいけど、電気代が大変なことに! 1ヶ月でいくらかかるの?
ハロゲンヒーターの電気代はどのくらい?
ハロゲンヒーターの電気代は製品によって異なります。そのため、ハロゲンヒーターの1時間当たりの電気代を算出したい場合は、「1時間あたりの消費電力(kWh)×1時間あたりの電気料金×使用時間」で計算してください。 例えば、消費電力が「強:1kW」「中:0.67kW」「弱:0.33kW」のハロゲンヒーターの場合、全国家庭電気製品公正取協議会が定めた電気料金の目安(1kWhあたり31円)で計算すると、0.67kWで使用した場合の1時間当たりの電気料金は0.67kW×31円×1時間=20.77円、約21円です。1日30分使用したとすると、30日で15時間となり、21円×15時間=315円、つまり約315円となります。
短時間の使用ならばハロゲンヒーターの電気代は高くない
ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプの出す遠赤外線を利用して周囲を暖める仕組みの暖房器具です。コンセントを挿せばすぐに暖まること、ピンポイントで狭い所を暖めるのに適していること、本体価格が安いことなどが特徴です。 その一方で、部屋全体を暖めるのは苦手なことや消費電力が高めなのがデメリットです。したがって、特徴を生かせばハロゲンヒーターの電気代はそこまで高くなりません。 例えば、洗面所の使用時間は長くても1回30分ほどです。0.67kWのハロゲンヒーターを30分使用した場合、全国家庭電気製品公正取協議会が定めた電気料金の目安(1kWhあたり31円)で計算すると、約10円となります。これくらいなら毎日使用しても電気代が跳ね上がることはないでしょう。